医療事務で働くなら病院とクリニックどっち?気になるメリット・デメリットを解説

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片手にコーヒーをもってパソコンを見ている女性
パソコンを机の上に置いて見ている女性

医療事務の資格を取得するなら、仕事に繋げたいですよね!

仕事内容が同じの「病院」と「クリニック」、どこが違うか気になりませんか?

そして、働くならどっちがいいのか迷いますよね。

まこ

この記事を書いた私の場合、医療事務の取得後、病院を希望していましたが、たまたま医療事務スクールで事務の仕事を募集していたので、スクールの生徒課で仕事をしていた経験があります。

医療事務の勉強をしながら、資格取得後の就職先を「病院」と「クリニック」のどちらかで迷われている方に、それぞれのメリット・デメリットを解説していきますので、就職先を決める参考にお読みください。

目次

大きく「病院」と「クリニック」に分かれる!

パソコンと「選び方」と書かれたメモ

医療事務講座でも勉強しますが、医療機関は「病院」と「クリニック(診療所・医院)」の2つに分かれます。

まず、この2つの違いについてですが、特徴は下記の通りです。

病院の特徴とは?

病院とは、患者を入院させられるベッド数が20床以上ある医療機関です。

病院はクリニックに比べると、

  • 施設の規模が大きい
  • スタッフも多い
  • 患者数も多い
  • 診療科がたくさんある
  • 救急搬送に対応するため設備が整っている

クリニック(診療所・医院)の特徴とは?

クリニックとは、患者を入院させられるベッド数が19床以下の医療機関です。

病院と比べると、

  • 施設の規模が小さい
  • 患者数も少ない
  • スタッフの人数は少ない

診療所は「かかりつけ医院」として、比較的軽度な治療が中心になります。

まこ

クリニックの小児科は、子供がいると毎回お世話になりますよね!

それでは続いて、「病院」と「クリニック」の仕事内容を見ていきます。

「病院」と「クリニック」の仕事内容は?

仕事の合間にリラックスしている女性

「病院」と「クリニック」は仕事の内容はよく似ていますが、どんな違いがあるのでしょうか?

1.病院での医療事務の仕事

病院での医療事務の仕事は、規模も大きいのでスタッフも多いです。診療科も多く、仕事をする上でスキルも身についていきます。

また外来算定やレセプト業務もあるので、こちらも専門的なスキルが身についてくことも特徴です。

病院の業務内容
  • 外来算定やレセプト点検業務(レセプトは月末と月初のみ)
  • 診療後の診療費や検査内容の入力
  • 入力内容のチェックと修正
  • 請求書の処理
  • レセプト(診療報酬請求)のデーター作成・点検・発行
  • レセプト作成の訂正と処理

こちらの業務内容を見てもわかるように、レセプト作成の知識がなければ業務が難しいでしょう。そのためには、しっかりと知識を身につけてから、仕事を始めたほうがベストです。

外来算定やレセプト経験を身につけたい人、今よりもスキルアップしたい人は、「病院」がおすすめ。

2.クリニックでの医療事務の仕事

クリニックは病院より規模が小さいため、スタッフの人数が少ないです。仕事は受付やデーター入力がメインになりますが、その他の業務や雑用もあるのが特徴です。

病院ほど患者数が多くないので、自分のペースで仕事がしやすいかもしれません。

クリニックの業務内容
  • 外来での受付
  • 予約受付・変更
  • 患者情報のデーター入力
  • 診療費計算
  • 会計
  • レセプト作成・点検・報告
  • レセプト作成の訂正と処理
  • その他にも、病院内の掃除など

医療事務としての幅広いスキルを身につにつけたい人は、「クリニック」がおすすめ。

まこ

こちらの👇記事にも医療事務の仕事内容や、他の就職先など詳しく紹介していますので、合わせて読んでみてくださいね。

「病院」でのメリット・デメリット

メリット・デメリッと書かれた木札
まこ

病院で医療事務として働くメリット・デメリットを、分かりやすく表にまとめてみました。

メリット
デメリット
  • 自分の業務に集中できる
  • 休みが取りやすい
  • 研修制度が整っているところが多い
  • 患者さんとのコミュニケーションが取りにくい
  • スキルが偏ってしまう

1.メリットは?

病院ではいろいろな診療科に分かれているので、自分の担当業務に集中できるため、特定のスキルが伸ばせます。

患者さんの人数も多いため、初めは慣れなくて戸惑うかもしれませんが、だんだん業務スピードがアップしてきます。

また、スタッフの人数が多いので休みもとりやすいでしょう。子供さんがいらっしゃる方におすすめかもしれませんね!

2.デメリットは?

病院では担当ごとに分かれているので、1人の患者さんに対して流れ作業のようになってしまいます。コミュニケーションが取りにくくなってしまうかもしれませんね。

そして、自分の担当の業務に集中できることはメリットですが、学べるスキルが偏ってしまう可能性があります。

病院によってはスキルが偏らないために、期間ごとにローテーションで変えているところもあるので、それほど気にしなくてもいいかもしれませんよ。

「クリニック」でのメリット・デメリット

壁に貼られたメリット・デメリットのメモ書き
まこ

クリニックで医療事務として働くメリット・デメリットも、分かりやすく表にまとめてみました。

メリット
デメリット
  • 自分のペースで仕事ができる
  • 医療事務全般の仕事ができる
  • 一人ひとりの患者さんに時間をかけて対応ができる
  • 休みが取りにくい
  • 担当する仕事が多く、頼れる人が少ない

メリットは?

「クリニック」は「病院」より規模が小さいため、医療事務全般の業務を自分のペースで進めていくことができます。

スタッフの人数も少ないので医療事務のスキルアップもできて、スタッフ同士のチームワークも身についてきます。

そして、患者さんの人数も病院に比べて比較的少ないため、一人ひとりの患者さんに時間をかけて対応ができます。

デメリットは?

「病院」に比べて「クリニック」は、スタッフの人数が少ないため頼れる人も少なく、自分で判断を求められる場合もあります。

そして人数が少ないため、休みが取りにくくなってしまいます。

まこ

人数が少ないと、お子さんがいらっしゃる方は不便かもしれませんね!

また病院も同じですが、患者さんの人数もその日によって違います。しかしクリニックの場合、急に増えてしまうと自分の業務負担が大きくなってしまうこともあります。

まとめ

ワークスペースにコーヒーとパソコン

医療機関は大きく分けて、「病院」と「クリニック」の2つに分かれます。

2つの違いは、入院させられるベッド数の違いだけです。

  • ベッド数が20床以上は、病院
  • ベッド数が19床以下は、クリニック

しかし、ベッド数が多い「病院」は規模も大きくなってきます。そして、「クリニック」よりスタッフの人数や患者さんの人数なども変わってくるので、医療事務の業務内容も違うところがあります。

医療事務の資格勉強を始める目標として、「病院」か「クリニック」のどちらで仕事をすればいいのか迷われているでしょうね。

この記事を読んで、自分に合った就職先をじっくり選んでみてくださいね。

それには、まず医療事務の資格取得を目指して頑張りましょう。

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